米の価格高騰なぜ?海外はどう?ヨーロッパ駐妻が緊急でお伝えします

米の価格高騰なぜ?海外はどう?ヨーロッパ駐妻が緊急でお伝えします
日本の主婦1

毎月買っているお米が値上がりしていて家計が厳しい…

日本の主婦2

お米だけじゃなく、他の食材も値上がりしてる!

最近、日本ではお米や野菜などの価格高騰が社会問題となって、ニュースやSNSなどで頻繁に取り上げられていますね。日本では、ただでさえ、どれだけ働いてもなかなかお給料が上がらない上に、さらに追い打ちをかけるように「増税」が続いるというのに…

そんな中の食材値上がりは、家庭にとって更なる打撃となっていることでしょう。とくにお米は日本人にとって重要な主食であり削ることが難しいから、本当に頭が痛い問題ですよね…。

著者:みゃーこ

ヨーロッパ在住の私にとって、この「お米価格の高騰」という話題はちょっと蚊帳の外と思われるかもしれませんが、海外生活では一体、お米の価格はどんな感じなのか?ということについて、今日は現場からお伝えします!

  •  本記事の信憑性
海外駐在中の筆者と手作りお寿司

当ブログの筆者は、これまで中東とヨーロッパで5年間の駐在生活を送ってきました。
現在も海外で5人家族を支える母として、毎日の美味しい食卓とみんなの健康を守っています。

じっくりご覧いただけますと幸いです🙇‍♀️

目次

今の日本のお米価格の状況

コメの高値が続いています。コメの相対取引価格は11月、3か月連続で最高値を更新、さらに11月の消費者物価指数では「米類」の上昇幅はこれまでで最大となりました。コメの価格の大幅な値上がりを受けて、外食チェーンの間でメニューの値上げの動きが相次いでいます。

引用元:NHK首都圏ナビ(米価格2024 大幅値上がりの理由は?)

最近、ニュースやSNSなどで、こんなお米の話題が絶えません。

試しにネット検索してみると、お米の価格高騰のニュースは無数に出てきます。”令和の米騒動”なんて言われる、こんな時代が来るなんて…。

Xには、こんなポストも。

日本のお米が高騰している理由

農林水産省によると、コメの高値が続いている理由として以下の要因が挙げられています。

理由1. 農協による「概算金」の増加

農協が農家に対して前払いする「概算金」の金額が増加しています。概算金は、農家が収穫した米を農協に販売する際の先払い金で、相場の上昇を見越して高めに設定されることがあります。この金額の増加が、米の市場価格に影響を与えているとされています。

理由2. 集荷業者間の競争の激化

米を買い付ける集荷業者の間で、限られた供給を確保するための競争が激しくなっています。この競争が価格を押し上げる要因となり、結果として市場価格が高騰しています。

海外駐在お助けママ

これらの要因に加え、天候不順や輸送コストの増加といった背景も絡み合い、コメの高値が続いていると考えられるピヨ。

高騰の影響:「外国株」ならぬ「外国米」や素麺、お餅にシフト?

お米の価格高騰に伴い、代替品として「外国米」にシフトする家庭が増えています。特に、日本のお米に近いカルローズ米が注目を集めており、米の価格上昇に対する賢い選択肢として選ばれ始めているそう。

著者:みゃーこ

カルローズ米には、最初の赴任先のクウェート生活で、毎日お世話になりました…。日本米の美味しさには負けるけれど、たしかに普通に美味しいですよ。

また、中には、食費の負担を軽減するために素麺やお餅を主食として取り入れる家庭も見られます。このような変化が、今後の食文化にも影響を与えるかもしれませんね?!

海外のお米価格の状況

ではその一方で、海外のお米の価格はどうなのでしょうか?私が住んでいるヨーロッパの国では、物価高の延長でコメの価格も値上がりしていますが、もともとお米は高くて贅沢品ということもあり、日本ほど騒がれることはありません。

実際には地域によって状況が異なりますが、一部の国ではお米の価格が下がっているというニュースまであります。例えば、東南アジアの一部では豊作の影響で米価が下落していると報道されていました。なので、この価格高騰は、世界的な問題ではないということも分かります。

ヨーロッパ生活で実際に感じていること

そもそも、私は日々の海外生活の中で、お米に限らず、日本の物価が全体的に安すぎるのではと感じています。

ヨーロッパで暮らしていると、とくに昨今の円安や物価高の影響で、モノの価格が上がり続けています。なので、日本以上に日々物価の高さを感じざるをえない環境です。これはお米だけの問題ではなく、全体的な物価高が生活をリアルに圧迫しているんです。

また、先ほども書いた通り、お米はアジアの食材という特性からも、もともと海外で買うと割高の贅沢食材なんですよね。

ただ、だからこそ、ヨーロッパ在住の私にとってもこのお米価格高騰の話題は、無関係ではありません。実際、海外で日本のお米を手に入れるのは簡単ではなく、価格も日本以上に高いことが多いので、買うたびに「うっ…」となってしまうのが現実なのです。

イギリス・ロンドンで有名なジャパンセンターの米価格(執筆時点)

28.59ポンドは約5,500円、38.5ポンドは約7,300円…。

当然と言えば当然ですが、日々食べるお米にこの値段は、痛すぎる出費です……。

海外生活のお米事情

このように、日本でも海外でもお米の価格が高い昨今ですが、海外生活では「どんなお米を買うか」だけでなく、「どう炊くか」がさらに重要だと思っています。どんなに良いお米を手に入れても、炊き上がりがイマイチではその価値を十分に楽しめないためです。

そのため、お米の魅力を最大限に引き出す「炊飯器」選びこそが、美味しい食卓を作る鍵。
味にこだわるなら、お米以上に炊飯器にこだわるべし!

海外生活中の方や、これから海外引越し予定の方は、海外対応の炊飯器を日本から持参して、日々の食生活を豊かにする準備を整えてくださいね。

我が家の炊飯器
我が家で大活躍の日本製炊飯器

結論

日本のお米価格の高騰は、さまざまな事情が複雑に絡み合い、家庭の食卓に大きな影響を及ぼしています。特に日本国内では、物価上昇や税負担の重さが家計を圧迫し、主食であるお米の値上がりがさらなる負担となっています。一方で、海外生活においても、日本のお米は高価な贅沢品であり、価格高騰の影響を免れられません。

だからこそ、美味しいお米を楽しむためには、「どう買うか」以上に「どう炊くか」が重要です。炊飯器の選び方ひとつで、お米の美味しさを最大限に引き出し、食卓の満足度を大きく向上させることができます。日本から海外対応の炊飯器を持参することで、価格高騰の中でも家族が満足する食卓を作り出しましょう。

厳しい状況だからこそ、知恵を絞りながら食材や家電を工夫し、豊かな食生活を楽しんでくださいね!

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