ヨーロッパでの食生活を充実させるために欠かせない炊飯器。
しかし、選ぶ際には渡航先の電圧に合ったモデルを選ぶことが大切です。もし間違ったモデルを選んでしまうと、重たい変圧器を持ち歩かなければならなくなってしまうからです。

そこで、本記事ではヨーロッパで使える炊飯器の選び方や、それぞれの電圧ごとの商品をご紹介します。これからのヨーロッパ生活で、美味しいご飯を手軽に楽しむために、ぴったりの炊飯器を見つけてくださいね!
さっそくヨーロッパ対応炊飯器をチェックしたい方はこちらからどうぞ!
- 本記事の信憑性

当ブログの筆者は、これまで5年間の駐在生活で2つの海外製炊飯器と2つの日本製炊飯器を実際に使用してきました。
また、現在ヨーロッパで5人家族を支える母として、毎日の美味しい食卓とみんなの健康を守っています。
じっくりご覧いただけますと幸いです🙇♀️
【実例】筆者がヨーロッパで実際に使っている炊飯器はこれ
筆者がヨーロッパで実際に使っている炊飯器は、日本製の炊飯器【日立・RZ-KV100Y】です。
この炊飯器は、220V・230V対応の圧力IH式で、高品質な炊飯&保温機能に加えて蒸気が出ない画期的な仕様まで備えており、日々、美味しいご飯を炊くのに欠かせない存在となっています。
我が家の食生活の”QOL”を爆上げしてくれていることは、間違いありません!



この炊飯器については、以下の記事で詳しくレビューしています。

ヨーロッパで海外対応炊飯器を使うメリット
メリット① おいしさ
ヨーロッパの家電売り場やネットショップでは、日本のように美味しくご飯を炊ける炊飯器が少ないことが多いです。また、もし売られていたとしても、日本で購入するのに比べて高価になりがち。日本製の海外対応炊飯器を持ち込めば、ヨーロッパでも、どこにいても安定したおいしいご飯を炊くことができ、気軽に日本の味を楽しむことができます。

メリット② 安全面
海外対応炊飯器は、現地の電圧(220V、230Vなど)やプラグ形状に対応しているため、変圧器なしで直接使えて、安全に使用できます。これにより、変圧器のトラブルや電圧違いによる故障のリスクを避けられます。

海外仕様の炊飯器は、日本向けの通常の炊飯器や現地の炊飯器に比べると高価だけど、何年も美味しく安全にお米を食べられることを考えれば、十分価値があるピヨ。
海外対応炊飯器の選び方
海外に持っていく日本の炊飯器を選ぶ際に考慮すべきポイントは、以下の5つです。
クリックで詳細が見られます。
① 渡航先の「対応電圧」を確認する
国ごとに異なる電圧(例:イギリスは240V、フランスは220V、日本は100V)に対応した炊飯器を選びましょう。電圧が違う炊飯器をそのまま使うと、とても危険です。別途、変圧器に繋げて使う方法もありますが、重さや手間が増えるため、渡航先の電圧に対応している海外向け炊飯器を用意することをおすすめします。


② 渡航先の「電源プラグの形状」を確認する
国ごとにプラグの形状が異なるため、渡航先のプラグ形状に合った炊飯器、または自分行く国に合ったプラグ変換アダプターが必要です。ヨーロッパでは主にCタイプ、アジアや中東ではさまざまな形状があります。アダプターは壊れやすいので予備を用意すると安心ですよ。


(クリックで拡大)


③ 炊飯量を選ぶ
家族構成に合った容量の炊飯器を選びましょう。
1~2人:3合炊き
3~4人:5.5合炊き(標準的)
5人以上:1升(10合)炊き
一度に炊飯する量の適正範囲は、最大容量の7割程度が理想。余裕を持ったサイズを選びましょう。



我が家は小さな子ども3人との5人家族で、5.5合炊きを愛用しています。
④ マイコン、IH、圧力IHの違いを理解する
それぞれの特徴
マイコン式:手頃な価格、シンプルだが炊きムラが出やすい。
IH式:ふっくら炊け、保温性能も良好。
圧力IH式:高温加熱で甘みやもちもち感が引き立つ。
価格相場 | 炊き上がりの品質 | 炊飯時間 | 保温機能 | 価格 | メニューの多さ | 消費電力 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マイコン式 | 2〜4万円 程度 | ||||||
IH式 | 4〜14万円 程度 | ||||||
圧力IH式 | 4〜18万円 程度 |
価格重視ならマイコン式、日常使いにはIH式、食感にこだわるなら圧力IH式が最適です。



我が家は炊き上がりの品質や保温機能にこだわりたいので、圧力IHを愛用しています。6万円くらいしたけど、満足して使えていますよ!
⑤ どこで買う?
購入方法は主に2通り
- 日本で購入
- メリット:日本語で買える。飛行機の預け荷物や、前もって送れば到着後すぐに使える。
- デメリット:送料が高くなる可能性がある。船便の場合、到着まで時間がかかる。
- 現地で購入
- メリット:現地の電圧・プラグ対応済み。送料不要。
- デメリット:選択肢が限られる場合あり。言語の理解が必要。到着後、すぐに使えない。



到着後すぐに使いたい場合、日本での購入がおすすめだピヨ。
海外向け炊飯器の選び方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。


ヨーロッパで使える海外対応炊飯器ってどんなタイプ?
ヨーロッパの多くの国では、対応電圧が220V〜240Vとなっています。以下、主な国の電圧を紹介します。炊飯器を購入する前に、渡航先の電圧をしっかり確認してくださいね。
対応電圧の例
- イギリス
-
230V、240V
- ドイツ
-
127V、230V
- フランス
-
127V、230V
- イタリア
-
125V、220V
- スペイン
-
127V、220V
- オーストリア
-
230V
- スイス
-
230V
- オランダ
-
230V
- ドイツ、フランス、イタリア、スペインに低い電圧があるのはなぜ?
-
ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどに低い電圧(127Vなど)が残っているのは、歴史的な経緯によるものです。初期の電力供給は各国で異なり、低い電圧が使われていました。その後、220Vや230Vに統一されましたが、古い設備やインフラが残っているため、一部で低い電圧が使われ続けています。



渡航先の国の、コンセントプラグの形状の確認も忘れずに、ピヨ!
もし違うプラグの炊飯器を買った場合は、上の「海外対応炊飯器の選び方」にも出てきたプラグ変換アダプターを一緒に使えばOK。
実際に渡航先で使える炊飯器を選ぼう
渡航先の電圧がわかったら、それぞれの電圧に対応した炊飯器を探しましょう。
以下のそれぞれの記事では、筆者が厳選したオススメ炊飯器や、ネットで買える炊飯器の一覧・比較、また購入者レビューなどを電圧別に、網羅的に紹介しています。
- 海外対応炊飯器【120V】まとめ ←主に北米向けの製品
- 海外対応炊飯器【220V・2〜4合炊き】まとめ
- 海外対応炊飯器【220V・5.5合炊き】まとめ
- 海外対応炊飯器【220V・1升炊き】まとめ
- 海外対応炊飯器【230V・2〜4合炊き】まとめ
- 海外対応炊飯器【230V・5.5合炊き】まとめ
- 海外対応炊飯器【230V・1升炊き】まとめ
- 海外対応炊飯器【240V】まとめ
電圧別の海外対応炊飯器は以下の記事にもまとめています。


まとめ
ヨーロッパで美味しいご飯を炊くには、海外対応の炊飯器を選ぶことが重要です。電圧やプラグの違いに注意しながら、自分に合った炊飯器を選びましょう。
日本製の炊飯器は品質が高く、長く使えるため多少高くても、後悔することはないはず。これからヨーロッパで生活する方や、美味しいご飯を楽しみたい方は、ぜひ自分にぴったりの炊飯器を見つけてくださいね!
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