【超お手軽】海外でのお米の炊き方【鍋&電子レンジ活用術】

【超お手軽】海外でのお米の炊き方【鍋&電子レンジ活用術】

海外生活や旅行中にお米を食べたいけど、炊飯器がない!鍋や電子レンジで炊けるって聞いたけど、どうすれば美味しく炊けるの?

こんな悩みにお答えします!

この記事を読んでわかること
  • 鍋や電子レンジを使ったご飯の炊き方
  • 鍋炊き・電子レンジ炊きのメリットとデメリット
  • 海外によくある電気コンロでの炊飯のコツ
  • 実際の炊飯グッズ
  • 海外の炊飯方法で最適な方法

やっぱり日本人はお米!パンやパスタもいいけど、海外でもふっくら炊きたてご飯が恋しくなること、ありますよね。

この記事ではそんなあなたへ、海外駐在妻歴2カ国目、計5年、数十回の海外旅行を乗り切ってきた私が、炊飯器がない環境でも美味しくお米を炊く方法を徹底解説します。

結論、鍋炊きは火加減や手間が必要ですが、美味しさにこだわるならベストな選択。

一方、電子レンジ炊きは時間がないときや少量だけ炊きたいときに最適です。

では、詳しく見ていきましょう!

  •  本記事の信憑性
海外駐在中の筆者と手作りお寿司

当ブログの筆者は、これまで中東とヨーロッパで5年間の駐在生活を送ってきました。
現在も海外で5人家族を支える母として、毎日の美味しい食卓とみんなの健康を守っています。

じっくりご覧いただけますと幸いです🙇‍♀️

目次

鍋や電子レンジで米を炊く方法が大活躍するシーンとは

ご飯とお味噌汁

炊飯器がない時、鍋や電子レンジでの炊飯方法を知っていると、以下のような場面でとても役立ちます。

  • 旅行中のホテル
    「電子レンジ」または「キッチン+鍋」さえあれば炊けるので、日本食が恋しくなっても安心!

  • 留学や海外生活の始めの頃
    短期滞在先で炊飯器を持っていなくても、手軽に自炊できます。

  • 炊飯器が故障したとき
    急に炊飯器が使えなくなっても慌てません!意外と役立つことがあるかも…。

  • キャンプやアウトドア
    鍋があれば、どでも美味しいご飯を楽しめるようになります。
著者:みゃーこ

どんな時でも気軽に日本のご飯を楽しむために、鍋や電子レンジでの炊飯スキルを身につけておいて損はないですよ!

炊飯器以外の方法① 鍋で炊く

鍋でお米を炊くのは一見ハードルが高いように思えますが、慣れてしまえばなんてことありません。初めは少し難しくても、数回の練習で徐々にコツがつかめてきます。

ただし、毎日お鍋で炊くのは、ズボラ主婦の私にはとても面倒でした。なので個人的には、お米をたまに食べる人や、炊飯器が手に入るまでの暫定的な処置としてオススメしたい方法です。

鍋炊きのメリット・デメリット

鍋炊きのメリット

  • 美味しいお米が炊ける
  • 炊き加減を調整できる
  • 香ばしいおこげも作れる

ヨーロッパ生活の初めの頃、鍋で炊いたお米。
一つ一つのお米が立って、美味しかったです!

実際に鍋で炊いたお米

鍋炊きのデメリット

  • 慣れるまでは焦げ付きや吹きこぼれが心配
  • 炊飯器のように自動ではなく、目を離せない
  • 水加減や蒸らし時間に気を配る必要がある
  • 保温ができない

鍋の種類による違い

鍋の種類によっても、以下のようなメリット・デメリットがあります。

鍋の種類メリットデメリット
ホーロー鍋
(ル・クルーゼやストウブ等)
– 蓄熱性が高く、均一に炊ける
– 余熱で蒸らすとお米がふっくら
– おしゃれなデザイン
– 鍋が重い
– 鍋が高い
土鍋– 甘みのあるご飯が炊ける
– 一粒一粒が立った仕上がり
– 自然素材の温かみ
– 割れやすい
– 火加減の調整が難しい
普通の鍋– どの家庭にもある
– コスパが良い
– 焦げ付きやすい
– 炊き上がりが安定しない
海外駐在お助けママ

ル・クルーゼやストウブといったホーロー鍋や土鍋は、金属製の鍋と比べて温度上昇がゆるやかなので、お米の甘みや旨みを引き出しやすい

だけど実際、旅行中のキッチンでは土鍋は使えないと思うピヨ。そんな時は、蒸気が逃げないように蓋がしっかり閉まる普通の鍋を使おう。そして炊飯器と同じように、鍋の容量の7割くらいまでのお米を炊くのが理想だピヨ。

実際の鍋での炊飯方法

私がお米を鍋で炊く時は、以下のサイトを参考にしています。

詳しい炊き方はこちらへ

海外に多い電気コンロで炊くときのコツ

海外では、ガスコンロではなく電気コンロの場合も多いです。ガスコンロとは仕様が全く違うので、ガスコンロに慣れた方にとっては、使用する時に少し工夫が必要です。

我が家の電気コンロ
ヨーロッパの我が家の電気コンロはこんなやつ

電気コンロの特徴

電気コンロにも以下の種類があります。

  1. セラミックヒーター(我が家はこっち)
    プレートが赤くなり、間接的に鍋を温めます。加熱や冷却に時間がかかるので、火力調整の難易度が高いです。

  2. IH(Induction Heating)
    電磁波で鍋を直接加熱するタイプ。素早く温度が変わるため、細かい調整が可能です。

電気コンロでもお米を美味しく炊くコツ

コツ
浸水をしっかり行う

お米を研いでから30分~1時間、水に浸けておきます。これでお米が均一に炊きやすくなります。

コツ
鍋選びは底の厚いものを

鍋底が厚いもの(ル・クルーゼやストウブ、厚手のステンレス鍋など)を使うと、熱が均一に伝わりやすくなり、焦げ付きにくくなります。

コツ
コンロにあった調理時間や火加減を見つけていく

レシピ通りにこだわらず、実際に何度か作ってみて様子を見て調節してみましょう。

そしてプラスのワンポイント

  • 吹きこぼれそうになったら
    沸騰時に蓋がカタカタする場合は、少しだけ隙間を開けて湯気を逃がしましょう。
  • 焦げ付きに注意
    沸騰後すぐに弱火に切り替え、鍋底が薄い場合はこまめに火加減を確認します。
  • 蒸らしは必須
    蒸らしの時間が不足するとお米が硬くなることがあります。必ず10分は待ちましょう。
    電気コンロはスイッチを切ってもしばらく熱々のままなので、離した場所に置いてくださいね。
著者:みゃーこ

鍋炊きに慣れるまでは、吹きこぼれに注意するため、なるべく鍋から目を離さないように注意です

炊飯器以外の方法② 電子レンジで炊く

電子レンジでお米を炊くなんて、最初は「本当に美味しく炊けるの?」と思うかもしれません。でも、実際にやってみると意外と簡単で、コツを掴めばこちらもしっかり美味しいご飯が炊けます。とくに忙しいときや、旅行中などで少量だけ炊きたいときには、救世主のような方法ですよ。

実際に私が持っている電子レンジ炊飯容器
「ちびくろちゃん」

我が家の電子レンジ炊飯容器「ちびくろちゃん」
もともと頂き物ですが、軽量で使いやすくてびっくり!

電子レンジ炊きのメリット・デメリット

電子レンジ炊きのメリット

  • 短時間で炊ける
    10~20分ほどで炊き上がります。離乳食やお弁当用の少量炊きにもピッタリ!

  • 少量でも無駄なく炊ける
    1合以下の少量から対応可能。ちょっとだけお米が必要なときに便利です。

  • 火を使わないので安全
    小さなお子さんがいる家庭でも火事の心配がなく安心。

  • 後片付けが楽
    専用容器ならそのまま食卓に出せるものもあり、洗い物が少ないのも魅力です。

電子レンジ炊きのデメリット

  • お米の仕上がりは少しふっくら感がない場合も
  • 専用容器が必要になる
  • 電子レンジの機種によって調整が必要
  • 保温はできない

電子レンジ炊きに役立つ専用容器

我が家の愛用品・軽くて旅行に最適

家で使うなら本格タイプも

電子レンジでの炊飯方法

私が実際にやっている手順をまとめました。

  1. お米を洗って浸水
    お米を軽く研いでから専用容器に入れ、水を規定の量だけ加えます。浸水時間は30分ほどが目安です。

  2. 電子レンジで加熱
    容器に蓋をして、600Wで約11分加熱します。途中で様子を見ながら微調整すると失敗が減ります。

  3. 蒸らし
    加熱が終わったら、蓋をしたまま10分〜15分蒸らします。この工程でご飯がふっくら仕上がります。

  4. 完成!
    蒸らしが終わったら軽く混ぜて完成です。ほんのり湯気が立つご飯の香りがたまりません!

\ 少量から炊飯OK /

白米の炊飯時間と水の量の目安
ちびくろちゃんでの白米の炊飯時間と水の量の目安

\ お粥も炊けるので、離乳食もバッチリ /

ちびくろちゃんでのおかゆの炊き方
ちびくろちゃんでのおかゆの炊き方

電子レンジでもお米を美味しく炊くコツ

コツ
水加減に注意

最初は水が多すぎるとベチャッとなるので、少し少なめに調整すると失敗しにくいです。
専門容器を購入する際に、実際に使った人の口コミ情報も参考にできると良いでしょう。

コツ
様子を見る

加熱途中で蓋を軽く開けて、吹きこぼれがないか確認。

コツ
蒸らしを省略しない

蒸らし時間をしっかり取ることで、ご飯のふっくら感がアップします。

著者:みゃーこ

電子レンジでの炊飯は、少量を手軽に炊きたいときや旅先でお米が食べたくなったときの強い味方!

慣れるまで調整が必要ですが、一度コツを掴めば毎日でも手軽に活用できる方法になります。

それでもやっぱり、炊飯器には敵わない

ここまで色々と鍋炊きや電子レンジ炊きの解説をしてきましたが、正直、鍋や電子レンジをどんなに駆使しても、日本の炊飯器の便利さと安定の仕上がりにはかないません。炊飯器だからこその魅力があります。

炊飯器を使うメリット

  • 簡単・便利
  • 安定した仕上がり
  • 保温機能
  • 多機能
  • 時間の節約
  • 安全性
著者:みゃーこ

とくに海外仕様の炊飯器は、日本用の炊飯器より高価だと感じるかもしれません。だけどこんなにもメリットはいっぱい!

毎日使うものだからこそ、炊飯器の利便性と安定感は十分にその価値があります。

我が家で大活躍中の日本製炊飯器

我が家で大活躍中の日本製炊飯器

炊飯方法の最適解は、3つ全部を使えるようにしておくこと!

これまで5年海外生活をしてきて、炊飯方法は炊飯器、鍋、電子レンジのどれか1つに固執するのではなく、すべての方法を使いこなすスキルを身につけておくのが最もオススメです。とくに海外生活が長い場合、状況に応じて使い分けることで、どんな環境でも美味しいお米が楽しめますからね!

最後に、それぞれが役立つおすすめシーンと、その理由を改めてまとめます。

おすすめシーン理由
炊飯器毎日の食事、家族が多い場合、長期の海外生活スイッチ1つでふっくら美味しいご飯が炊け、保温機能もあり手間なく快適
鍋炊き炊飯器がない場合、キャンプやアウトドア、鍋炊きならではの味を楽しみたいとき火加減を調整してお米の甘みや香ばしいおこげが楽しめ、鍋があればどこでも炊ける
電子レンジ離乳食作り、少量だけ炊きたいとき、旅先や緊急時短時間で手軽に炊け、忙しい日や一人分だけ必要なときに便利

日本製の炊飯器については以下の記事で詳しく解説しています

まとめ

海外生活や旅行中に炊飯器がなくても、鍋や電子レンジを使えば、手軽にふっくら美味しいご飯を楽しむことができます。それぞれの方法にはメリット・デメリットがありますが、状況や好みに合わせて使い分けることで、日本食のある生活を続けられます。

それでも、毎日お米を食べる場合は、日本製の炊飯器が最も便利で安定した仕上がりを提供してくれます。とくに長期の海外生活では、炊飯器と他の炊飯スキルを併用するとより快適ですよ。

どんな環境でもお米ライフを楽しむために、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね!

目次