今年のひな祭りは去年同様ヨーロッパで過ごしつつ、せっかく家に小さな娘も二人いるということで、子どもたちと一緒に”ちらし寿司”と”雛人形おにぎり”を作ってみました!
異国の地でも日本の伝統を感じられるように工夫を凝らしつつ、美味しく仕上げることができたので、そのちらし寿司について今日はシェアしていきますね♪
- 本記事の信憑性

当ブログの筆者は、これまで中東とヨーロッパで5年間の駐在生活を送ってきました。
現在も海外で5人家族を支える母として、毎日の美味しい食卓とみんなの健康を守っています。
じっくりご覧いただけますと幸いです🙇♀️
さっそく、完成したちらし寿司はこちら!
じゃーん!

色とりどりのちらし寿司で、見た目も華やかで食卓が一気にひな祭りモードに!
今回、海外でも、ちょっとした工夫で日本の味を再現することができました。
海外でちらし寿司をイチから作ったきっかけと感想
そもそも海外駐在組の我が家、
当然こんな立派な雛人形があるわけでもなく…

3月3日のひな祭り当日になってもぼーっと過ごしてしていたのですが、周りの日本人のママ友たちが

今日はひな祭りだからちらし寿司を作っちゃうわよん!
とあっちもこっちも意気込んでいて、なんとなく自分も作るか〜と。
なので、当日の思いつきで、海外のスーパーで買える食材で(ちらし寿司の素とかは無しで!)作ることにしました。
その結果、子ども達の笑顔も見られて、3人の健やかな成長に改めて感謝すると共に、母は幸せを感じることができました!


ただ、この雛人形おにぎりを作るのが結構大変で、全部完成したときには他の料理を作る元気が残っていませんでした…。
アラフォー母、腰も痛くなりましたよ…。
なので汁物など副菜を別に作る場合は、先に作っておくことをオススメします!
「ちらし寿司&雛人形おにぎり」の材料(海外バージョン)
酢飯
- 白ご飯(3合)
- 酢(大さじ4)
- 砂糖(大さじ4)
- 塩(小さじ1.5)
具材
- スモークサーモン(雛人形用と混ぜご飯用で合計200g)
- エビ(3尾)←なくてもOK
- かにかま(5本分)←なくてもOK
- きゅうり(2本)←海外あるあるの極太きゅうりなら1本
- 卵(3個)
- めんつゆ(少々)←錦糸卵の味付け
- 水溶き片栗粉(少々)←錦糸卵に混ぜると破れづらくなる
飾り
- きざみ海苔(適量)
- 焼き海苔(適量)



冷凍の寿司ネタや海鮮ももちろん使えますが、今回は手軽にスモークサーモンや冷凍エビなどを使いました。
結論、現地のスーパーで買える具材でも、ちらし寿司は十分美味しくできました!
「ちらし寿司&雛人形おにぎり」の作り方
- ご飯を炊く
まずはお米を炊きます。炊き上がったご飯に酢、砂糖、塩を加えて、うちわなどであおぎながらよく混ぜます。これで酢飯の完成。 - 具材の準備
(ご飯を炊いている間にやっても◎)
スモークサーモンは80g分程度をとり、味付けなしでそのままフライパンで軽く焼き、鮭フレークのようにほぐします。雛人形おにぎり用のきゅうりは先に薄切りにして、キッチンペーパーで水気を切っておきます。残りのきゅうりは混ぜご飯用なので、好きな切り方で切って、塩を振って時間を置いて水気を切ります。錦糸卵はフライパンで焼いて、細長く切ります。エビは茹でて半分に切ります。カニカマはほぐします。 - 混ぜご飯を作る
①で作った酢飯を、まずおにぎり用に0.5合分くらい他の器に避けておき、残りの2.5合分のお米にスモークサーモンのフレークと、水切りしたきゅうりを混ぜ込みます。これで簡単な混ぜご飯の完成!
乾燥しないように、濡れ布巾やラップなどで蓋をしておいてくださいね。 - お雛様とお内裏様おにぎりを作る
海苔を切って髪の毛や目、口をつけ(←これが一番大変!)、②で作ったきゅうりの薄切りと、②で使わなかった残りのスモークサーモンを使って、それぞれのおにぎりに着物を着せてあげます。最後に余ったきゅうりなどで扇子や尺を作って飾りつけて、お雛様とお内裏様の可愛いおにぎりが出来上がり。 - 盛り付け
最後にちらし寿司の上に、具材や焼き海苔をトッピングして完成です!



これまで子ども達はちらし寿司が好きではなかったのですが、今回スモークサーモンで作った鮭フレークの混ぜご飯で作ったら、初めて喜んで食べてくれました!
海外でちらし寿司を作るポイントまとめ
ポイント① スモークサーモンで、簡単まぜご飯
海外では新鮮な生鮭や生サーモンを手に入れるのが難しいことも。そんな時はスモークサーモンを使えば、味付けもなしで簡単に美味しい混ぜご飯用の鮭フレークが完成します。


ポイント② お雛様とお内裏様おにぎりが可愛すぎる
きゅうりの薄切りを着物に見立て、スモークサーモンを扇子や尺に見立てて飾るだけで、可愛いお雛様とお内裏様のおにぎりが完成!見た目がとても可愛いので、子どもたちも喜んでくれますよ!
作ってみて意外と難しかったのですが、一緒に作るのはとても楽しく、それも含めて思い出となりそうなのでとてもオススメです。
チョコンとたたずむ姿が可愛い




ポイント③ 海外対応の日本の炊飯器がやっぱり良い仕事をしてくれる
ちらし寿司は何といってもお米の質が何より大事。なので、できれば日本の炊飯器を使うことをおすすめします。海外でも日本の炊飯器を使うことで美味しくご飯を炊けるので、ちらし寿司も、より本格的な味になりますよ。


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まとめ
今回は、海外でひな祭りのちらし寿司を作ってみました。
当日の思いつきで、現地のスーパーで手に入る食材だけを使って作りましたが、スモークサーモンを活用した混ぜご飯が子どもたちに大好評!これまでちらし寿司を食べなかった子どもたちも、喜んで食べてくれました。また、お雛様とお内裏様のおにぎりも可愛く仕上がり、家族みんなで楽しいひな祭りを過ごすことができました。
海外でちらし寿司を作る際のポイントは、手に入りやすい食材を工夫して使うこと、日本の炊飯器で美味しいご飯を炊くことです。皆さんもぜひ試してみてくださいね!